わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

谷底のようなところに

 五時四十分起床。アラーム音で目が覚めることがここ数日多くなっている。セットした十分前には目が覚めて先にアラームを解除し、しばらく布団の上でもたもたしているのが常だが、アラームに先を越されるようなことが増えたのは、暑さで眠りが深くなっているのか。夜中、何度も覚めかけた意識がちょうどこの時間に谷底のようなところになるということはありそうだ。

 仕事。案件数は多いが少し谷間になりかけている。朝のうちに予定の大半を済ませ、午前中は整形外科でアキレス腱炎の治療を受けた。かなり回復し、痛みはほぼ消え、違和感のようなものもなくなりつつある。

 午後は新宿御苑前で某案件のプレゼン。指名受注の案件。だからこそ、いつも以上に力を注いでいる。いや、注ぎ方を少し変えているという感じか。勝つためではなく、お客さまの商品が売れるようにするための工夫にアイデアを凝らしている。ある新商品のネーミングを、技術名で30案くらい、商品名で20案くらい提案した。好評だが当然すぐに決まることはない。しばらく待機ということになった。つづいて、同行したアートディレクターがデザインラフも提案。こちらも好評だった。

 戻ってからは比較的ゆとりをもって過ごせた。

 

 しばらく中断していた石沢麻依「月の三相」(「群像」2022年5月号掲載)を再開。現実と非現実のはざまを、無表情で揺れ動いていく。そんな小説だ。