わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・哲学・思想の読書日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2010-01-20から1日間の記事一覧

諸星大二郎『MUD MEN 最終版』

諸星には傑作が多いけれど、本作を最高傑作に挙げる人は多いんじゃないかな(ぼくは『暗黒神話』と『西遊妖猿伝』だけど。ウチのカミサンはたぶん『妖怪ハンター』と『栞と紙魚子』を挙げると思う)。その『マッドメン』の「最終版」が、光文社から発売され…

伊藤比呂美『読み解き 般若心経』

すっかり買ったつもりになっていたが、実はまだだった…。比呂美ねーさんの最近の生活(における「死」)、そして般若心経の解釈(による「死」の理解)。そんな内容、らしい。石牟礼道子さんとの共著『死を想う』で死ぬことについて語り合い、『とげ抜き』で…

大江健三郎『水死』

第五章「大眩暈」つづき。東京に戻る直前の長江古義人を原因不明の眩暈が襲う。そして帰京後、古義人は障碍を持った音楽家の息子・アカリが、海外の友人から送られてきた貴重な本(譜面本)にボールペンで書き込みをしてしまったことに対し腹を立て、思わず…

静かな朝のはずが

静かな朝、静かな目覚め。猫が騒がないからだ。と思ったら、身支度を終えてデスクに向かい、さて今日の午前中に納品しなければならない企画書、最後の追い込みだ、と昨日書き散らしたプランのメモや資料とにらめっこをはじめようとした途端、花子が書斎やら…