わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2006-09-06から1日間の記事一覧

大澤真幸×保坂和志「自由」の盲点(「群像」2006年9月号)

大澤が、自由という概念は中心の部分が欠落したまま歴史とともに広がってしまっているのではないか、というようなことを語っている。必然性と自由は背反するが、かといって必然の反対語である偶然もまた、自由とは背反する。偶然から自由は生まれないからだ…

村上春樹『海辺のカフカ』

田村少年、入り口の向こう側で十五歳の佐伯さんらしき少女による手づくりシチューを食べる。ナカタさん、死につづける。ホシノさん、石と語る。

東西狂言の会

六時二十分、雨音で目が覚める。水が大きな塊になって、絶え間なく天から落ちつづける様子が目に浮かぶ。それくらい視覚的な音だった。ジョギングするつもりだったが断念する。 午前中は某サイトのネーミング。ダメ出しが出たので再考した。 野村萬斎、万作…