わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2006-10-26から1日間の記事一覧

花子、エリザベス女王となる

目の周囲が腫れてしまったので、これ以上掻きむしらないようにエリザベスカラーを付けた。どんなものかは、写真を参照していただきたい。 一年前の花子なら装着した途端に逆上し、何としてでも外そうと延々いろんなことを試しつづけたと思う。だが、今回は二…

古井由吉『楽天記』『水』

どちらも読みたいものの入手困難だった作品。近所の古本屋で見つけるなんて、いやあ、ラッキーでした。楽天記作者: 古井由吉出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1992/03メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る水 (1973年)作者: 古井由吉出版社/メー…

後藤明生『笑坂』

名作『挟み撃ち』は、脳天がクラクラするほど衝撃的な作品だった。これもクラクラさせてくれるだろうか。笑坂 (中公文庫)作者: 後藤明生出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1985/08メディア: 文庫この商品を含むブログ (11件) を見る

色川武大『生家へ』

まだ読んでなかったので。生家へ (講談社文芸文庫)作者: 色川武大,平岡篤頼出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/05/10メディア: 文庫 クリック: 7回この商品を含むブログ (25件) を見る

金井美恵子『噂の娘』

実は、以前買って途中まで読んで、作品の進展にまどろっこしさを感じて途中放棄、古本屋に売却した作品。だが、加藤典洋『小説の未来』を読んで、最後まで読まないとこの作品の真価はわからないってことか、やっぱりちゃんと読みたいなあ、などと考えていた…

G・ガルシア=マルケス『わが悲しき娼婦たちの思い出』

マルケスは、もう何年読んでないだろう。先日も『愛その他の悪霊について』を買ったのだが、まだ読んでない。また最近買い過ぎ傾向が強くなってきた。やばい。ホントに読むのか、おれは。 帯にはこうある。 90歳を迎える記念すべき一夜を 処女と淫らに過ごし…

さよなら小島さん

七時起床。夜中に何度も目が覚めてしまったせいだろう、なかなか身体が起きてもアタマが起きない。いつもより少々のろまな動作で身支度する。 朝から書斎にこもって仕事。ところが、花子が右こめかみをまたかきむしってしまい、それがまぶたのあたりまで広が…