七時起床。繁忙期はつづく。夏の忙しさは時間と体力の闘いになってしまう。 午前中は仕事。十時ごろから掃除。 午後も仕事しようかと思ったが、どうしても机に向かうことができない。ストレスでおかしくなってしまいそうなので休むことに。ゴロゴロしながら…

七時起床。右側の首から腰にかけて痛みを感じる。午前中、ちらりと鍼灸院へ。かなり楽になったので仕事に集中する。二十二時、店じまい。 陽射しの暑さよりもアスファルトの反射熱の方が暑い。そんな一日。 読書はできず。

ナカタさん、猫と話す。

七時起床。朝から神田で打ち合わせ。終わり次第トンボがえりする。四ツ谷駅で電車のドアが開くと同時に、蝉のけたたましい鳴き声が車両に殴り込みをかけるような勢いで聞こえてきた。圧倒される。 午後からは電話とメールのラッシュに耐えながらコピーとラフ…

田村カフカは高松の私立図書館を訪れ、そこで四十代半ばの女性職員、佐伯さんと出会う。 新しく人物が登場すると、頭からつま先まで、ひととおり舐めるように説明（描写ではないような…）するのが多い。最初にしっかりビジュアルイメージを植えつけたいのだ…

近ごろ、花子がお寝坊さんだ。いつもは三時ごろに「ミャンミャンミャンミャンミャンミャンミャンミャンミャンミャンミャンミャンミャンミャンミャンミャンミャンミャンミャンミャン！（訳：ゴハンちょうだいゴハンちょうだいゴハンちょうだいゴハンちょうだ…

まもなく高松。文体がちょっと退屈で読みつづけるのがつらい。

七時起床。終日、黙々と生命保険会社のコピーを書きつづける。曇った空からは夏らしさはほとんど感じられない。東向きの窓があるリビングには、ときおりひんやりとした季節不明の風が吹き込んでくる。北西にある書斎はなぜか熱がこもる。その暑さにも、夏は…