わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

朝の計算

七時起床。十時に神田で打ち合わせがある。ということは、九時すぎに家を出る必要がある。九時に家を出るためには、八時五十分ごろに身支度をはじめる必要がある。ということは、八時五十分までは仕事ができる。しかし七時に起きたとなると、身支度やらゴミ…

立川談四楼『ファイティング寿限無』

主人公の小龍=ファイティング寿限無はデビューを白星で飾り、あれよあれよという間に三戦全勝。小龍の師匠の龍太楼は、かなり談志師匠とカブるキャラ。 それにしても、文体の軽妙なこと。

村上春樹『海辺のカフカ』

ナカタさん、ヒッチハイクで西へ。 空からヒルが降ってくる。

気づかぬうちに地球温暖化についてあれこれ考えている一日

朝。気がついたら、暑いというのに花子が体をぴったりと寄せて寝ている。エアコンの電源は入れているが省エネ、温暖化防止のために温度は高め(と書くとなんだか矛盾しているようだな)、おそらくぼくの体から発する熱も相当なものだと思うのだが、そんなこ…

立川談四楼『ファイティング寿限無』

落語家がプロボクサーに。いやあ、テンポいいです。噺家ならではのテンポなのかな。

村上春樹『海辺のカフカ』

大島さんはゲイな女男だった! それにしても、性の倒錯した、あるいは同一性障害の人物を登場させる意味ってなんだろう。この人、血友病患者でもあるんだよなあ。

ニョキニョキ

終戦記念日である。小泉純一郎が靖国を参拝した。それを報じるテレビ局は当然多いが、終戦を特集するテレビ局は少ないような気がする。 七時起床。首の調子はかなりよい。 かなり強い雨が降った気配。空はまだらな曇り空。モワリと湿った部屋の空気が、息苦…

立川談四楼『ファイティング寿限無』

噺家がボクサーになる、というストーリーのエンタメ小説らしい。映画化のお話があるとか。談四楼師匠、高座で自慢してた。ファイティング寿限無 (ちくま文庫)作者: 立川談四楼出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/08/10メディア: 文庫購入: 4人 クリック:…

玄人裸足

七時起床。大きな停電があったようだが、杉並区は問題なかった。だが、はてなダイアリーのサーバが落ちている。交通網もかなりの影響が出たようだ。 十時三十分、霞ヶ関へ。電車は通常よりやや空き気味。得意先では、ロビーにはいつも来客がごった返していた…

村上春樹『海辺のカフカ』

田村カフカ少年、図書館に住むことに。 ナカタさん、自首するが相手にされない。中野区にアジとイワシが降るのを予言する。予言は現実になる。

花火をしばらく見ていない

七時三十分起床。のっぺらぼうな夏らしくない雲が延々と広がっている。空だけを眺めていると、この暑さがどこからやって来るのか不思議になる。真夏の暑さは空からやって来る。太陽からだけではない。青い空も、入道雲も、すべてが元気な熱を発散している。…

村上春樹『海辺のカフカ』

ナカタさん、猫殺しのジョニー・ウォーカーを殺害?する。 田村カフカ少年、森の中で孤独をたのしむ。

「美の巨人たち」猪熊弦一郎

変わりつづけた作家。成熟から誕生へ、という逆の経路をたどることでアイデンティティを確立しようとした画家。晩期の作品は、若いころの池田満寿夫みたいな無邪気さとオリジナリティに溢れている。 そうそう。池田満寿夫は晩年に、もう昔みたいに無邪気な線…

トイレの稲妻

八時、花子の気配で目が覚めた。枕と並行になるかたちで蒲団の外側に倒れ込んで、ビョーンと身体を反らせたかと思えば、すぐに背を丸めてゴロゴロと喉をならしている。起きて仕事をしようかと思う、いやしなければならないという焦燥感にかられかけたが、焦…

夏目漱石『明暗』

出かけるときに本をカバンに入れるのを忘れてしまったので、Tungstenにインストールしておいた青空文庫のデータを読んだ。

吾妻ひでお『夜の帳の中で』『うつうつひでお日記』

鍼灸院に行ったついでに購入。大きな賞を受賞してもマイペースなマンガ家。 うつうつひでお日記 (単行本コミックス)作者: 吾妻ひでお出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/07/06メディア: コミック購入: 2人 クリック: 34回この商品を含むブログ (404件) …

MUGEN POWER BATTERY

Tungsten Cのバッテリーがへたってきたので購入しておいたのだが、とうとう1日でガックーンと減るようになってしまったので、気晴らしの意味で交換することにした。方法は http://www.motoazabu.com/cgi-bin/sfs4_diary/sfs4_diary.cgi?action=article&year=…

後悔と反省と

今日も七時起床。生活のリズムは整っているようだが、仕事のリズムが疲れた次の日の朝の寝癖アタマみたいに乱れている。自分ではそうなることなど望んでいないのに、状況がどんどん混乱してしまう。なぜだろう、と原因を考えてみても、おそらくは複雑に要因…

久しぶりの青空は結構苛酷なことを強いてくる

七時起床。台風一過、気温は急上昇。朝から汗が止まらない。アヂイ。 午前中、もろもろの案件を仕上げて納品。午後は池袋で取材。あの街は騒々しすぎて、いるだけで疲れてしまう。 世間は夏休みに入る人が増えているようだが、今年は忙しすぎておあずけだ。

吉祥寺・まめ蔵

カレー店。野菜ベースのコクがあるカレーソースは、手づくりのやさしさに満ちた味わい。辛さ、スパイス加減はテーブルにあるオリジナル七味(七味というと和風だが、実際は西洋スパイスを調合したもの)で調整できる。オススメはプチトマトや季節の野菜を煮…

村上春樹『海辺のカフカ』

山の中ひとりぼっち。危険なナカタさん。

鍼灸の日

八月九日は鍼灸の日だそうだ。はり、きゅう、ということか。 七時起床。夕べは、明け方雨音に驚かされることを想像しながら床についたが実際はそんなことはなく、ただ少々強めの雨のアスファルトを打つ音が、窓を閉めたままの部屋に、エアコンの冷たい空気を…

村上春樹『海辺のカフカ』

戦中の隠された事実。そして血友病。

フジテレビの日

昔、八月八日はフジテレビの日だったような気がする。 雷の音が聞こえたような気がした。蒲団から起き上がり、窓を開けてみる。遠来が響いている。近づくか。しばらく耳を傾けるが、轟きは少しずつ小さくなり、そしてさらに遠のいてゆく。このくらいの音なら…

村上春樹『海辺のカフカ』

田村カフカ、えっちな夜を過ごす。

インコのニキビ

窓を開けて寝れば、蝉の声で目が覚めたりするのだろうか。いや、そんなことはないだろう。今年は明らかに、西荻窪には蝉が少ない。七時起床。 午前中は霞が関の某IT企業で打ち合わせ。意外に緑が多いせいか、蝉の声があちこちから聞こえる。ほとんどがミンミ…

村上春樹『海辺のカフカ』

田村カフカ、誰かを血祭りに上げる。 ナカタさん、話の通じない猫と話す。

トリの墓参り

七時起床。今日も仕事である。今こなさなければ、来週はなにもこなせなくなる。自分で自分の首を絞めているようだ。 十七時すぎ、なんとか一応のメドが立った。ここ数日夢枕に立ったりして気になっていたので、三年前に他界したインコのうりゃうりゃの墓参り…

村上春樹『海辺のカフカ』

カフカ少年の図書館での一日。そして戦中の米軍の記録。

阿佐ケ谷・福来酒家

今年の七月にリニューアルしたらしいが、安っぽいファーストフードのような内装になってしまいガッカリ。価格帯はほぼそのままかいくぶん安めになった。マニアックなメニューはかなり消えてしまったように思える。味はさほど変わらないのも救い。