わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2009-01-13から1日間の記事一覧

松浦寿輝『花腐し』

芥川賞受賞の表題作、と受賞後第一作「ひたひたと」の二編を収録。「ひたひたと」を読んだ。うーん、子ども、青年、中年という年代の異なる、しかし同一人物かもしれぬ三人(の影)が、入れ違いながら、おなじ場所を生き、おなじ場所をさまよう。とても実験…

古井由吉「招魂としての読書」

「すばる」二月号掲載のエッセイ。読むそばから忘れる、という、多少の謙遜や誇張もあるのだろうけれど、まあ極めてフツーな読書。だがその話が戦後まもないころの話や現在の作家生活の中での読書体験に至ると、たちまち読むという行為が重くなる。タイトル…

何か訴えたいのかもしれない

夕べも、布団に入るや否や花子が大騒ぎをはじめてしまい、それが約三時間、断続的につづいた。きちんと眠れたのはおそらく三時半。あーねみい。というわけで、七時起床。今日も晴れ。いつもより空の色が深く、濃い。 仕事。某バッグメーカーPOPなど。夕方、…