わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2011-04-30から1日間の記事一覧

葛西善蔵『子をつれて』

これも青空文庫。以前から読みたいと思っていた作品。冒頭をちょっと読んだが、うん、今のところは典型的なダメ男小説。子をつれて (岩波文庫 緑 56-1)作者: 葛西善蔵出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1952/10/05メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 5回この…

芥川龍之介『或阿呆の一生』

ぷちぷちを連れて病院に行く電車内で、iPod Touchにインストールした青空文庫版を読んだ。今読むと、とんでもなく実験的な作品。断片を断片のままさらけ出すことで、全体像をつくろうとしている。狙いはもちろん、その全体像を曖昧にすることだ。曖昧な世界…

星野智幸『俺俺』

増殖した俺以外の俺は、俺にとって必ず味方となるわけではない、らしい……。俺俺作者: 星野智幸出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/06メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 101回この商品を含むブログ (63件) を見る星野智幸の作品はこちら。

アンコは地球を救う

五時五十五分起床。喉が痛む。喉と言うよりはほとんど口腔内に近い、かなり上のほうだ。右側だけが腫れている。飲み物を飲み込むのがほんの少しだけだがシンドイ。 動物たちの世話をはじめるが、持病の肝臓が悪くなって病院で注射されたばかりのインコのぷち…