わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2013-08-26から1日間の記事一覧

古井由吉「雪の下の蟹」

講談社文芸文庫『雪の下の蟹/男たちの円居』に収録されている古井さんの初期作品。ちょろっと冒頭だけ読んだ。めずらしく私小説っぽい感じ。豊饒なのに洗練されている今の文体っぽい描写が随所に伺える。雪の下の蟹・男たちの円居 (講談社文芸文庫)作者: 古…

大澤真幸「〈世界史〉の哲学」〔54〕

「群像」9月号掲載。全称命題と特称命題の矛盾という論理学の問題(知らなかったけど)を出発点に、一神教/多神教と言語の関連性を明かそうとしている。おもしろい。この連載、まったく読んでいなかった。うーん、次号からちゃんと読もう。群像 2013年 09月…

峠は越えたか

五時三十分起床。朦朧としているが暑さのせいではない。眠いだけだ。 朝から某案件の企画書に終始。夕方、一瞬時間が空いたので大慌てで銀行に行き、事務処理を済ませる。先日までの暑さがうそのような快適さ。とはいえ、早歩きすればそれなりに汗はかく。 …