六時起床。花子、今朝はほとんど騒がず。おかげでいつもより熟睡できた。
朝のうちは小雨がぱらついていたが九時頃にはやみ、陽が差しはじめた。銀行回りやら雑務やらをちゃっちゃかとこなす。
夕方、小石川へ。新規案件の打ち合わせ。桜並木はすっかり黄葉し、枯れ葉が路肩に積もりはじめていた。コブクザクラがひっそりと咲いていた。あの花はソメイヨシノよりもかなり地味で、ひっそりと野に咲く草花を思わせる。
夜は新規案件の要点のとりまとめ。明日からまた忙しくなりそうだ。
エイモス・チュツオーラ/土屋哲訳『やし酒飲み』
主人公と妻の旅はつづく。が、寄り道も多い。妙な敵も続々と現れる。なのに冒険譚には読めない。不思議だ。
以下、読みながら感じていることを。
●物語になっているようで、実はなっていないような。
●会話がほとんどない。
●描写らしい描写がない。限りなく説明に近い。
●文体がヘン。ときどきですます調が混じったり。
●主人公が「人」と「神」、両方の立場を取る。
●時代設定がまったくわからない。
- 作者: エイモスチュツオーラ,土屋哲
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アフリカの日々/やし酒飲み (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-8)
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