わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

肛門に優しさを

 今朝も花子は騒がず。くるりと身を丸めて寝静まっている。六時起床。身支度を進めているうちに外が少しずつ明るんでくる。細めのかりんとうのような雲が徐々に黄金色に輝いていくのが結露だらけの窓越しに見えた。

空の色と光の図鑑

空の色と光の図鑑

 仕事。某通信会社ウェブサイト、某大学広報、某ユニフォームメーカー企画など。十一時、ニッセイの営業Iさんが来訪。Iさん、年に一度くらい来てくれるのだが、お会いするたびに顔が違って見えるのはなぜだろう。新しくはじまったニッセイのマイレージサービスに申し込む。契約年数や件数が増えるごとにマイルが溜まるのだそうだ。ポイントビジネスがこんな領域にまで広がっているなんて。ちょっと驚く。ほか、新しい保険の提案など。損害保険も扱っているそうなので、事務所兼住居の火災保険、来期は見積を取ってみようと思っている。
 夕方、少し時間が空いたので散歩がてらかかりつけの肛門科医(笑)へ。痔の薬を一ヶ月分処方していただく。最近は比較的調子いい。治したいとは思うのだが、痔はその文字が示すとおり、寺まで、すなわち墓まで持ち込むものらしいから、うまく付き合うコトを優先して考えたほうがいいのかもしれない。実際、最近は手術するケースは少なくなっているそうだ。
痔 (よくわかる最新医学)

痔 (よくわかる最新医学)

新版 痔と上手につきあう本 (健康ライブラリー)

新版 痔と上手につきあう本 (健康ライブラリー)

おしりスッキリ痔の話

おしりスッキリ痔の話

痔に関する書籍の一覧はこちら。痔になったら、すぐに医者に行くだけでなくこれらを読んでおくと正しい知識が身に付いて安心だと思う。
 紅梅が咲いているのを見かける。早咲きの品種か、それとも暖冬の影響か。メジロが花弁の中にアタマをつっこみ蜜を吸っていた。紅色の花びらとウグイス色の身体、日本的な美しさのある取り合わせだと思った。[rakuten:yukei:10002706:detail]
 夕食はスズキの塩焼き、キンピラ、水菜のおひたし、ジャガイモのみそ汁。シンプルの極み。どのメニューも肛門には優しそうだ。

特別対談 詩を読む、時を眺める/大江健三郎・古井由吉

「新潮」1月号より。どちらかと言うと書斎に引き籠もりがちなイメージのある二人の偉大な現代作家(戦後作家と言ったほうがいい?)が、外国詩と自身の老病死について語り合っている。ベースになっているのは、超難解で根を上げそうになったもののなんとか読み切り、古井さんの詩の解釈と訳詩の美しさ、そして取り上げた詩の奥深さや鋭さに、それなりに深い感銘も受けたという記憶のある名作『詩への小径』。これを大江さんが読み、古井さんに質問を重ねていく。中期以降、現在に至るまで「読む」ということに常に軸足を置きつづけた作家と、書くことにこだわりつづけた作家が、詩=言葉について語り合う。なかなか興味深い。

新潮 2010年 01月号 [雑誌]

新潮 2010年 01月号 [雑誌]

水死 (100周年書き下ろし)

水死 (100周年書き下ろし)

白暗淵 しろわだ

白暗淵 しろわだ

大江健三郎の作品はこちら。『万延元年のフットボール』は必読。でも好きなのは『M/Tと森のフシギの物語』『懐かしい年への手紙』
古井由吉の作品はこちら。好きなのは『野川』『辻』『白暗淵』など、あの世に片足つっこんで書いたようなすさまじい作品。

ロールケーキ

 とある案件でロールケーキのトレンドについて調べる必要があったので、あれこれ検索してみた。つい最近まではロールケーキなんぞ安くてそこそこおいしい、それ以上でもそれ以下でもない洋菓子だという認識だったし市場における評価もこんなものだったと思うのだが、最近はふんわり触感と優しい口溶けが特徴の商品が大ヒットしたり、自由が丘に世界初のロールケーキ専門店ができたり、とかなり盛り上がっている様子。気になったのでAmazonで検索してみたら、ロールケーキをテーマにした書籍が何冊か出てきた。古いものは2002年発行。ロールケーキは誰からも愛されるスイーツだから、トレンドはあれどティラミスやパンナコッタのように、時代に大きな影響を受ける商品というわけではないのかもしれない。定番は王道を突き進むものと枝分かれするもの、二通りの道筋があるのだなあ、と各書籍の表紙写真を見ながら痛感した。
[rakuten:kagetudo:849090:detail]
[rakuten:kagetudo:816099:detail]

ロールケーキのレシピ本はこちら。表紙を見ているだけでもソソられる。実はオレ、甘党なんだよな…

マンダラートをはじめるなら、最初はアナログで

 今からはじめる方は、ほとんどがiPhone版の「iMandalart」を使うのだと思うが…。作者の今泉さんは、マンダラートはデジタル化(この「デジタル化」とは、マンダラセルの「ハイパーリンク」とほぼ同義)されたものを使うべきだと主張しているけれど(そのため「マンダラート手帖」が販売終了となった)、ぼくはマンダラートを身につけたいなら最初の数カ月はただひたすらに手書きマンダラを書くべきだと思っている。リンクなんて姑息なことは考えず、真ん中に課題や考えるべきことを書き、周囲の8つのセル「だけ」をつかって思考を展開すべき。8つ埋めるという行為は、手書きのほうがプレッシャーが少ない。デジタル・マンダラは入力という行為に安易さと間接的であるがゆえのタイムラグとがあって、最初のうちは思考の邪魔になる。仕事のアイデア発想はもちろん、打ち合わせ内容の整理やその日に行う「ToDoリスト」の作成など、目的の違うマンダラを何百枚も手書きでつくってみるべきだ。読書中などに出会った、ちょっと難解なセンテンスを理解するためにそれを8つのセルをつかって分解してみる、なんて使い方もおすすめ。とにかく、数! 何枚書けるかがマンダラを使いこなせるようになるコツ。
 ある程度こなせたと思ったら、次の段階では「5Wマンダラ」を理解するといい。この考え方、iMandalartでは希薄みたいだから、今泉さんの書籍を読まれるのをおすすめする。
 …と、ここまで書いたらまぶたが重たくなってきたので、いったん筆を置きたい。ぼくからの「5Wマンダラ」の説明は、また次の機会に。
↓一番おすすめ。古本でしか手に入らないけど…。

マンダラMEMO学―Mandal‐Art 脳のOSを創る

マンダラMEMO学―Mandal‐Art 脳のOSを創る

↓これも傑作と誉れ高い
創造性を高めるメモ学入門

創造性を高めるメモ学入門

マンダラートの提唱者・今泉浩晃氏の著作はこちら。ぜーんぶ古本状態…。

出ちゃった、Pre Plus/Pixi Plus

 日本でも発売してくれ。頼んますドコモさん。
http://www.palm.com/us/products/phones/preplus/index.html?sssdmh=dm13.230617
http://www.palm.com/us/products/phones/pixiplus/index.html?sssdmh=dm13.230617