わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

彷徨

 七時、起床。八時、事務所へ。休日出勤は精神状態次第で楽しくもつらくもなる。だから今日のテーマは「のんびり」にしてみた。だが、果たして本当にのんびり仕事ができたかどうか。L社パンフレットの構成を黙々と。二十時、店じまい。
 
 夕食難民。彷徨った。「五鉄」でホルモンを喰おうとするが満席。では「鳥介」で焼き鳥だ、と思ったらここも満席。じゃあ趣向を変えてカレーはどうだ。というわけでインド料理店「ガネーシャ・ガル」へ。マトンとほうれん草のカレー、ナスのトマトカレー、ナン、チーズナン、ヨーグルトにつけ込んだ鶏肉をスパイスで味付けして焼いた料理。名前は失念した。いずれも美味。鶏肉は日本人には発想できない味の組み立て。ヨーグルトのマイルドさを、香ばしさとスパイスの香りが強引に包み込む。だがまったくちぐはぐな感じがしない。
 うりゃうりゃたちの亡き骸が埋まっている公園に寄ってから帰る。地域猫の巣窟になっていた。うりゃが呼んでいるのだろうか。アイツは花子と仲がよかったからなあ。
 
 古井由吉『仮往生伝試文』。