わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

「美味しんぼ」の連載はまだ終わっていない(らしい)

catkicker0012005-10-15

 夕べは「ぼん・しいく」で定食のオカズだけだしてもらって、そいつをツマミに日本酒を飲み、だが量も酔い具合も満足できず、家に帰ってからグレンフィディックと鶏の唐揚げ、チーズで晩酌。スコッチはロックだ。三十分もすれば、腹もこなれるし酔いも回る。いや、回りすぎたか。数少ない楽しみのひとつである「タモリ倶楽部」も睡魔に負けて見過ごし、そのまま朝までグースカと眠りこけ、六時に慌てて花子にゴハンを与えるために起きた。酒、残るかなと思ったが大丈夫。頭痛も胃痛も吐き気も下痢も憂鬱もない。ハムハムハムと音を立てながらうまそうに猫缶をたいらげる花子を愛おしい気持ちで見ていたが、そのうち飽きて(愛に飽きるとは、質の悪い飼い主だ)、テレビを付けて天気予報を観た。耳を澄ましても雨音は聞こえない。一日もってくれるかな。こんなときは2チャンネル、J:COMの天気予報に限る。朝のうちは選挙速報のテレビとか、とんねるずの「食わず嫌い王」のようにL字画面になっていて、端のほうで常に天気予報が流れ続けている。夜になると、降るかもしれない。だが眼鏡をかけずに観ていたので、テキストとピクトだけの情報では今ひとつ理解できない。そのうち、L字画面でなく、その内側でやはり延々と流れ続けている海外の通販番組、眠気から覚めきっていないというのに、深くにもソイツをぼーっと眺め続けてしまった。このことをカミサンに話したら、「そうやって寝ぼけてテレビ観てる人が、わけもわからずに注文しちゃうんじゃない」とするどい考察を展開してみせた。なるほど。
 そそくさと掃除身支度を済ませてからカミサンと外出。中央線で新宿まで出て、山手線で品川に向かい、京急に乗り換えて金沢八景、また乗り換えて新逗子へ。スピリチュアル・ヒーラーの友人(最近は「霊媒師って紹介してもいいよ」と笑いながら言っている)のゆうりさんhttp://lovelight.us/と合流。彼女の紹介で、鍼灸師のH氏が開く「ヒーローズスポーツサポート湘南治療院」 http://www.shonan-life.net/hss.index.htmlへ。ぼくは寝違えが癖になってしまった首、カミサンは調子の悪い膝を見ていただく。ぼくのは極度の緊張性のコリらしい。納得。陶芸をやっている友人K子も合流。
 治療後、スタバでお茶してから逗子のタイ料理店(店名忘れた)へ。シンハーメコンなど飲みながら、トムヤンクン、カオニャオその他、食べたいものを食べたいだけ食べた。精神世界の話だとかそうでない話だとか、例えば「美味しんぼ」はまだ連載している(らしい)とか、ゆうりさんは佐藤浩市と会うチャンスがあったけどあえなかったとか、K子の身体は異様に柔らかいとか、ゆうりさんのiPodはモノクロだけど福引きで当たったからタダだとか、ぼくが今日履いている靴はメチャクチャ安かったとか、某友人のダンナはゴルゴ13に似ているとか、そんなで盛り上がる。
 夕方から雨。台風の影響か、土砂降りなので荻窪駅からタクシーで帰った。

 大江『さようなら、私の本よ!』。小さな暴力装置による、大きな暴力=核への反対表明。だが、それもまた暴力であることに変わりはない。