わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

象にウオッカ

 七時起床。すぐにテレビの電源を入れ、天気予報を確認してみる。昨日より最高気温は二度低くなるでしょう、と言う。たしかに寒い。身体でも感じられるし、家の中の変化、たとえば結露の多さや空気の重さ、空間の「張り」のようなものがまるで違う。一度、二度の差。これが極端に大きく感じられてしまうのは、歳を取るにつれ感覚が研ぎ澄まされてきたのか、体脂肪が減り寒さに弱くなっただけのことか。ロシアではマイナス三十度の日々がつづき、象がウオッカを飲んでその巨躯を温めているという。こうなると、感覚もへったくれもあったものではない。たかだか摂氏七度、八度で大騒ぎする自分が情けなくなる。
 午前中は某健康食品メーカーDM。十三時、霞が関のD社にて新規案件の打ち合わせ。外務省前のトチノキと桜に挟まれた歩道を、風にあおられながら歩く。桜の枝は細く細かく伸びている。伸びるというよりは枝先が空に向かって散っているようだ。トチノキは対照的である。節くれ立った男性の指のような、太くて逞しい枝が、桜のそれよりも大味に、空に向かって中途半端に広がっている。
 十六時、いったん帰社/帰宅し、二時間ほど作業してから十八時、ふたたび外出する。麻布十番のO社にて、二時間ほど打ち合わせ。二十二時、帰宅。業務終了。
 ここ数日、また痔が悪化してきた。うーん。明日の午前中は病院へ行こう。