七時三十分起床。寝汗が少ない。すなわち夜も朝も涼しかったということだ。身支度を済ませ、外に出てみる。たしかに、吹く風にはこもるような熱もまとわりつくような湿度もない。ジョギング。善福寺川沿いに環八まで走り、そのまま川の上流、源泉のある池まで一気に走り、池のまわりを土の湿り気を（ジョギングシューズのソールごしにではあるが）足の裏に感じながら一周し、水の流れに沿って自宅まで戻る。10kmに欠けるくらいか。41分で走った。
掃除、洗濯。昼食後、カミサンと西荻図書館へ。基本的に図書館で本を借りるのは好きではない。多冊同時進行乱読が癖になっているのでいつ読み終わるか見当もつかず、決められた期日までに返せないからだ。だが、CDは稀にだが借りることがある。バブル期の作品ばかりが残り現在はほとんど買い足されていない様子のポップスは論外だが、クラシック、ジャズ、古典芸能のラインナップはまあまあ充実しているからだ。今日は「立川談志ひとり会落語CD全集 第二十五集 がまの油／黄金餅」、それからキース・ジャレット・トリオの「Inside out」を借りた。
クリーニング店、八百屋に寄ってから帰る。
夕食は豆腐ステーキきのこみぞれソースをつくったのだが、失敗。そもそも冷蔵庫の中に残っているからという理由で絹ごしを使ったのが間違いだった。長時間水抜きすれば大丈夫だろうと考えていたら、重しのせいで豆腐がくずれた。焼くときもうまく返すことができない。うーん、ソースはうまかったのだが。しいたけの薄切りとしめじを塩コショウで炒め、いったんフライパンから取り出してから、水抜きをし1/2の厚さに切った木綿豆腐に小麦粉をまぶし、表裏を中火でしっかり焼く。火を弱め、みりんと醤油を入れてフライパン上で豆腐とからめたら皿に移し、炒めたきのこをトッピング。さらに上から大根おろしと万能ネギをのせてできあがり。豆腐のくずれ以外は問題なかった。このソースはふつうのステーキにも使えるかな。
付け合わせに、トマトとエノキダケのスープもつくった。コンブダシでトマトの乱切りとエノキを煮て、醤油と塩で味付けしておわり。酸味が強くさわやかな口触りなので暑い季節におすすめ。今日のトマトは有機栽培のものをつかったので、自己主張が強くておもしろい味になった。
食べ過ぎたのか、夜は胃痛に悩まされ、小一時間ほど横になった。
