わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

雷とリー・モーガンと五代目志ん生

 夜中。グゴワシャ、というわけのわからん音で目覚めた。目覚めたというより、飛び起きた。音は大きい。外から聞こえる。続いてガガギシャワ、というさらに大きな音がつづいた。ワワワワ、と余韻のような音が長く伸びた。雷だ。そう思った瞬間に、花子の顔が脳裏をよぎった。怖がっているのではないか。慌てて声をかける。案の定、ウゥーと犬みたいな呻き声をかすかに漏らしながらそこら中をうろうろし、グゴワシャ、と同時にダダダとどこかに走って逃げる。だがすぐに出てきて、またおなじことを繰り返している。しばらく布団の上に横になったまま、目をあけ、耳を凝らして花子と夜空の様子を窺った。異常な怖さを感じている様子はない。ただ、大きな音に慌てているだけらしい。雷鳴がいくぶん落ち着いたところで、花子をあやしながらもう一度眠る。
 六時二十分起床。大雨。これでは今日もジョギングができん。落胆していたら、八時すぎには止み、九時ごろには晴れ間が差してきた。とはいえ平日の朝九時にジョギングなぞしているわけにはいかない。仕事に取り掛かる。
 夕方、西荻図書館へ。キース・ジャレット・トリオと立川談志のCDを返し、リー・モーガン「The Sidewinder」、五代目古今亭志ん生「花形落語特選 千早振る/寝床」を借りる。
 夕食後は仕事。二十二時、業務終了。