わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

小春日和

 六時三十分起床。ここ数日、起きたらまず窓と玄関を湿らす結露を拭き取るのが日課になっていたが、今日はしずくの一滴もない。
 小春日和。陽射しは柔らかく、風はおとなしい。春の日を思わせる陽光が、紅く染まった木々や路肩に溜まった枯葉をゆるく照らしている。無音だ。どこからも音が聞こえない。風がないからか、あらゆるものが暖かさにすっかり身をゆだねているからか。
 午前中は、Enoのアンビエント・ミュージックを聴きながら某不動産会社の企画。詳しくは書けないが、今までやったことのないタイプの仕事だ。

Ambient 1: Music for Airports

Ambient 1: Music for Airports

 十一時ごろ、事務処理のため銀行へ。ついでに図書館にも寄り、ショパンのピアノ協奏曲と前奏曲が収録されたCDを借りた。奏者はマリア・ジョアン・ピリスというポルトガル人。それにしても、クラシックのジャケットのダサさはどうにかならんもんじゃろか。
ショパン:24の前奏曲

ショパン:24の前奏曲

 午後は八丁堀にある代理店で打ち合わせ。またもや急ぎの案件で、今年も勤労感謝の日は誰からも感謝されることなく働くことになってしまった。
 十七時三十分、帰社/帰宅。借りてきたショパンをBGMに、午前中の仕事のつづきをする。ショパンが終わったところで、すっかり気分はクラシックだったのでつづけてストラヴィンスキーバルトークも聴いた。この再生が終わったあたりで、なんとか仕事を形にできた。夕食後、見直しをして納品。気晴らしに80's King Crimsonを聴く。