わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

空は変わる

 空の表情が目まぐるしい。秋から春へ、春から冬へと、順序など無視して、繊細さと荒々しさが同居したような不思議さを伴いながら移り変わってゆく。目覚めたときの雲はちぎれちぎれで広く広く横へと延びていき、その途切れめの青空は逆に高く高く上へとつき上がってゆく。ところが昼ごろになると、雲は薄く伸ばした綿のような表情に変わり、それが軽やかに水の流れる川にできた小さな砂州のすっと伸びたすじのようなグラデーションとなって横へと、しかし朝のようにひたすら横へではなく、幾重にか重なりあいながら漂っている。それが、十五時過ぎには風の強い冬の日の、煽られながら平坦に広がってゆく霞んだ雲へとまた変化した。空はいくつもの季節をまたぐようにして、刻一刻と変わってゆく。だがその空のもとで花咲く梅やミモザ沈丁花は、そこから確実に春だけを感じ取り、それを膨らませ広がらせようとしているように思えた。
 五時、花麦ゴハンで起床。七時三十分、ぷちぷちゴハンで再起床。十時、自分のゴハンできちんと起床。
 完全休養日。一日家でダラダラと過ごした。
 夕食は久々につくった。ほうれん草のカレーと、ジャガイモと豚コマ肉のクミン炒め。カレーは、少々ほうれん草ペーストの量が少なかったみたいで緑色が弱くて風味もちょっと欠けてしまった感じだが、まあ上出来。ケータイなので、ちょっと画質悪いが写真をアップ。