わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

泣きたい気持ち。

 四時、花子が狂ったように暴れ出す。なだめる。
 四時三十分、花子のゴハンちょーだい攻撃に根をあげ、ゴハンを与える。
 以降、うとうととするたびに、まるで寝ちゃダメとしかられるような感じで、何度も何度も繰り返し花子に起こされる。目を閉じ、意識が飛びはじめると、すぐに枕元でウゥーン、フゥーン、ホゥーンと鳴く声が聞こえる。あるいは胸から腹のあたりをドカドカヅカと踏まれる感触がする。あるいは髪の毛をザリゼリザゾリと舐められる感じがする。遠くから、カベだかイスだかをバリバリガリと爪でとぐ音が聞こえる。これを一時間半くらい繰り返されたのだからたまったもんじゃない。泣きたい気持ち。
 七時三十分、いつもより三十分の寝坊で起床。
 今はまったく忙しくないのが幸い。寝不足でも、まあへいちゃらだ。今日と明日はほぼフリーなので、バルトークドボルザークジェネシスKeith Jarrettなど(選曲無茶苦茶)を聴きながら我が社スタジオ・キャットキックの会社案内のリニューアルをする。手掛けた案件の整理とスキャン、解説文の作成、そしてレイアウト。
 夜は「今田ハウジング」「ハケンの品格」を観た。録画しておいた「美の巨人たち」の岸田劉生も観た。麦次郎、ぼくがリビングでくつろいでいると(目が覚めていれば)必ず寄ってきてちょっかいを出す。かと思えば押し入れに引き篭もってグースカやっているのだから気ままなもんだ。ぷちぷちはぼくの姿が見えると延々騒ぎつづける。あのビャーとかギャーとかギョーとかキーとかゲッゲッゲッとかクーとかプイーとかキョンキョンキョンとかいったけたたましい鳴き声は立派なテレビ視聴妨害。