わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

秋の濃淡

 六時三十分起床。雨。静かな秋雨に、窓越しに耳を傾けてみる。秋雨とは名ばかりで、案外、空の色にも、雨を受ける木々にも地面にも、そしてその雨に気を取られるヒトのほうにも、秋らしさは感じられない。感じられないというよりは、秋晴れの日に比べるとそれが薄くなるような感覚といったほうがいい。季節とはなんぞや、とわかりきっているようで、まるでわかっていないことを自身に問うてみる。答えは出ない。そんなことを考えるより、さっさと顔を洗い、着替えて、ゴミ出しついでに雨の降る空を見上げ、雨滴を体全体に受け、雨音を直接聞いたほうがいい。雨水に薄まった秋が感じられるかもしれない。
 最近は某官公庁の仕事に取りかかりきりだ。似ているが異なる内容が同時進行しているので、時折アタマが混乱する。思考が混乱するのではない。整理整頓が混乱する。気づけば、案件Aの資料が案件Bの中に紛れている。案件Aの確認メールを、「案件Bの件ですが…」と書き出してしまう。今のところ致命的なミスにはつながっていないが、気をつけなければ。
 国際郵便で、先日ヤフオクで落札した「Y-3」のバックプリントがほどこされた白シャツが到着。いい感じ。着るのが楽しみ。