わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

堀江敏幸『一階でも二階でもない夜 回送電車II』

 新刊で買おうと思っていたら、古本で見つけたのでラッキー。
 堀江敏幸は、日常に隠れた小さいが魅力的な物語の断片を探したり拾い上げたりつついたりするのがほんとうにうまい。こういう視点って、赤瀬川原平の「路上観察」に通じるような……そうでもないか。

一階でも二階でもない夜―回送電車〈2〉

一階でも二階でもない夜―回送電車〈2〉