わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

番外編・高橋睦郎「七十歳の出発」(日経新聞)

 新聞に掲載されていたエッセイ。詩人の高橋睦郎さんが「読む」と「詠む」の違いと共通点という切り口から、散文・韻文の同一性と、それらの創作における本質について言及されていた。おもしろかったので一部引用。

 (前略)日本語で古来「うたをよむ」という場合の「よむ」は「読む」と同時に「詠む」だった。文芸の中心をなす詩歌において読解と創作は一つだった。本質的には散文も同じで、先人のよい作品を読まなければ、新によい作品は書けないはずだ。

 もっとも、読まなくても書けちゃう天才っているんだけどね。女流作家に多いような気がする。いや、読んでいることを隠しているのかもしれないけれど。