2010-04-21から1日間の記事一覧
箱の美術作品と現代詩の競演。睦郎さんの詩は好きだしコーネルの作品も気になるのだが、会場がちと遠い……。朝日新聞夕刊にあった、コーネルの「無題(星ホテル)」という作品に付けられた詩を引用。 閉じ込められた太陽は 小さく 小さくなる テントウムシほ…
夏樹さんの作品は、小説は読んだことがない。腰痛に苦しんでいたころに『腰痛放浪記 椅子がこわい』を読んだだけ。とくに気になっている作家ではないのだけれど、日経夕刊で夏樹さんが書いているコラムの内容がおもしろかったので読もうかな、と思った次第。…
今日の日経新聞の夕刊で、文芸評論家の北上二郎氏が紹介していた。三浦しをんは読んだことないけど、これはちょっと気になる。北上氏のミニ書評、引用。 死をテーマにした作品集だが、深く静かに、そして鋭く、読み手の心にしみ入ってくる。 天国旅行作者: …
新聞1面の書籍広告欄で発見。ときどき本屋で見かけるが、買ったことも立ち読みしたこともない。なのになぜ気になったかというと、こんな企画があったから。 渡辺有子さんがつくる 金井美恵子さんの朝ごはん この金井美恵子さんって、小説家の金井さん? ご…
夜になると異様に眠くなる。日中は大丈夫。 昨日は重い荷物なんて持っていないというのに、強烈な腰痛に襲われた。だが、すぐに治った。代わりに、今朝起きたら右足首外側に軽い痛みがある。なんだろ、これ。もっとも日中は痛みがほとんどわからない。ボディ…
初期短篇集『殉教|微笑』より。軍隊時代のいじめ体験……なのかな。ねじくれた思考と感情が疎外を生み出すのだが、そのねじくれた思考もねじくれた感情も、被害者と加害者、双方が持っているのだから厄介だ。殉教・微笑 (講談社文芸文庫)作者: 小島信夫,千石…
五時五十分、布団の磁界から抜け出せず、しばし身体全体に感じる重さと闘いつづけたのだが、起きてみればその重さはたちまちどこかに消え去ってしまう。要するに、重いと感じていたものの正体は重さではなく眠気あるいは怠惰さだったということで、これは誰…