緩んだ薄さ／パラレル・ワールドの不条理 - わたしが猫に蹴っとばされる理由

　四時三十分、花子の突然のウンコに起こされる。夜明け前に猫トイレの片付け。
　五時四十分起床。水色の空がわずかながら黄に染まっているのは朝焼けの名残か。緩んだ薄さの雲が横へ横へと黄色く輝きながら広がってゆく。
　仕事。某放送局企画、某IT企業PR誌。ここ数日、仕事の関係でずっと某人気アニメキャラクターのことばかり考えているの。世代がまるで違うので思い入れなど当然ながらないわけだが、その珍妙な世界観だとか原作者が三十年近く前に書いたらしいパラレル・ワールド作品の不条理さにだけは心惹かれてしまった。
　Amazonで、うかつにも安めぐみの写真集をクリックしてしまったら、ログイン後のトップページが安めぐみだらけになってしまった。安は嫌いじゃないからまあいいのだが、以前、うっかりロリコン写真集みたいなものをクリックしたことがあり、そのときは本気でAmazonに抗議しようかと思った。