暑さで目が覚めるようになってきた。もっとも、まだまだ夏の暑さではない。暑さというよりは、湿気に眠っていた身体が気づく。わずかに感じる寝苦しさに、季節の移り変わりを感じる。春と夏の狭間。過渡期というのは、何かと試練が多いのかもしれん、と余計なことを少しだけ考えて、もう一度眠る。六時起床。
仕事。某官公庁キャンペーン企画。資料を読み込み、どう形にするか考えていただけで、一日が過ぎた。
途中、十五時くらいだったろうか。一時的に雨が強まった。その音に、圧倒されぬよう気を締めながら仕事した。
夜は、生まれてはじめて自宅で冷凍食品を食べた。白身魚のフライとレンコン挟み揚げ。先日「ぷっすま」で紹介されていたのが気になったから。イマドキの冷凍食品は侮れぬ、とグルメライターの来栖けい氏が言っていたのを、真に受けて、食べた。ホントに侮れん。フライ、魚の旨味はある程度弱まるものの、揚げたての衣のさくさくとした食感は心地よかった。レンコンは、黙っていたら冷凍食品とは見抜けぬクオリティ。スゲエ。