水から上がってきたような感覚に目が覚めたが、その感覚が夢の内容によるものではなく、寝汗とわかり愕然とした。もうエアコンなしで眠ることはできないのか。時計を見る。二時三十分。これから日の出が近づくにつれ、気温は少しずつ上がるのだろうか。それとも、一旦下がるのか。よくわからん。わからんままに、エアコンのスイッチをオンにしてしまった。ただし、温度は三十度に設定した。
二時間後、寒さに目覚めた。寝汗が冷えて体温が一気に下がったらしい。これでエアコンの温度設定を二十七度あたりにしておいたら、どれくらい寒くなっていたのか。やばいよやばいよ、やばかったよ、と出川哲朗のごとくつぶやきながら、猫たちに朝ゴハンを与えた。身体はすぐに温まってきた。無論、エアコンは切った。
六時起床。燃えるゴミを出しに行くと、先に出されていたゴミが、カラスに荒らされていた。かなり派手に暴れてくれた。生ゴミのにおいがあたりに立ちこめ、朝日に温められて壮絶なことになっている。二十分かけて掃除した。
仕事。午前中はエアコンなしで耐え抜いた。
午後、打ち合わせのために新宿御苑前へ。手探り状態ではじめたが、最後にはすべて答えを出せた。
夜も仕事。読書はできず。これからするかもしれない。