わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

Logicool Z-4

 ロジクールというのは、キーボードやマウスで有名なメーカー。オーディオメーカーではないのでちょっと不安だったが、評価がズバ抜けていい。これを信用することにした。LR2本のスピーカーのほかに、独立したウーハーがある2.1チャンネル。かなり低音に迫力が出るらしい。ちょっと楽しみ。6,980円也。

【09/08/09追記】
翌日には到着してしまった。さすがAmazon。で、感想です。
まず箱を開けてみて思った。でかい。でかいよ。でかすぎるよ。なんだよこれ。サテライト(左右のスピーカー)はどうってことないが、ウーファーがでかい。左右幅、広辞苑3冊分くらいは楽にある。置く場所を選ぶ。
デザインはいい感じ。ちょっと安っぽいけど、現行のiMacにはバッチリ。リモコンは操作しやすい。といっても電源オンオフとボリューム、低音コントロールしか機能はないから、そんなに操作することってないけど。
で、肝心の音だが

  • もっとわざとらしいくらい低音が厚くなるのかと思ったが、意外にナチュラル。自然に厚みが増す感じ。
  • 全体の印象としては、音の伸びが足りなくなる傾向にあるような。とくに中音。広がってはいくのだが、すっきり伸びていく感覚がない。伸びきる前に引く感じ。力強さがないのかな。
  • 高音が軽い。音が伸びないからだと思う。
  • しかし、全体としてバランスは取れていると思う。前のBOSEは籠もるような丸さがあったが、こちらのほうがシャキシャキしている。それに、立体感は明らかにこちらのほうが上。

総論。コストパフォーマンスを考えたら、絶対にBOSEよりこちら。音のリアリティを求めるならもっとお金を出してBOSE(リアルとは言えないけど)やオンキヨーを買うべき。★★★★って感じですな。

【10/01/11追記】
 約5カ月が経過。スピーカーという道具は電気を通しつづけるとすこしずつ回路がこなれてくるようで、音質も徐々に変わってくる。これをエイジングとかいうのだがそうだが、ぼくのz-4もエイジングができてきたらしく、かなり音質が変わってきた。

  • 音が全体的にしっとりしてきた。ヴォーカルはニンゲンの息のしっとりとした感じが伝わってくるような。
  • 高音の安っぽさ、伸びの少なさは解消されつつある。ハイハットの音なんかはシャッキシャキしているのだが、弦楽器の高音などは弦の柔らかさをそのまま伝えているように思える。
  • 低音の厚みは相変わらず。
  • 以前にも増して音に立体感が出てきた。高音がいい音になってきたからかもしれない。

 エイジングが進行するにつれ、BOSEよりいいんじゃないかという気がしてきている。ホントによい買い物ができた。大満足。


ロジクール 2.1chスピーカー ブラック Z-4R

ロジクール 2.1chスピーカー ブラック Z-4R

Logicool 2.1chスピーカー ホワイト Z-4iR

Logicool 2.1chスピーカー ホワイト Z-4iR

↓これはぶっこわれたBOSEの最新モデル。
BOSE Companion2 II マルチメディアスピーカー(シルバー)

BOSE Companion2 II マルチメディアスピーカー(シルバー)