オー、ポカホンタス - わたしが猫に蹴っとばされる理由

　五時五十分起床。冬の朝は静けさとともに冷えていくものだ、という勝手な先入観がある。だが、今朝はどうだ。雨は止み猫たちも大人しく眠っていて、近所の家もまだ寝静まっているはず、身支度やら何やらによって響く音などないというのに、騒々しさを感じる。遠くから何か、音にはならぬ空気の震えだけが響いているのか。それとも自分の内面がガヤガヤと騒いでいるだけなのか。よくわからん。
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サイレンシアフライト

出版社/メーカー: 日本シイベルヘグナー
発売日: 2003/01/07
メディア: ヘルスケア&ケア用品
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　仕事。某アパレルメーカーカタログ、某住宅メーカー企画、某アミューズメント企業企画。日中もなぜか騒がしい。が、騒音に悩まされているわけではない。どうやら自分の頭の中が騒がしくなっている、というより自分で騒がしがっているだけ、ということにすこしずつ気づいた。忙しさに追い込まれた精神が捻り出した虚構の騒々しさ、ということだろうか。ようは、焦っているだけなのだと思う。深呼吸を、二度、三度、四度。