眠るためならウズラも飛べる

　六時起床。昨夜も花子に騒がれてしまい、あまり眠れず。どうやらお腹が空いたということらしい。しかしゴハンを与えても騒ぎつづけているのだから厄介。騒ぐな、と叱ると大慌てで逃げていくのだが、しばらくするとまた、遠くで「なんで叱られなきゃいけないのよ」と言わんばかりの雰囲気で鳴きはじめる。こういうものだ、と割り切るしかないのか。
　朝日がまぶしい朝。冬の朝の陽射しは意外に鋭い。夏のような、一気に押し寄せ襲いかかり圧倒してくるといった感じの攻撃性はなく、静かに、しかし一直線に、無駄な力や無駄な動きがまったくない、武術の達人の身のこなしのような光。
　掃除、身支度、ドウブツの世話をいつも通り済ませ、いつもの平日のように仕事をはじめる。土曜日ではあるが。某家電メーカーカタログ、某大学広報誌など。
　一度、近所のスーパーへ。鶏手羽先と鶏モモ肉を購入。帰宅後、すぐに土鍋で煮る。
　陽が暮れてから、カミサンと青梅街道沿いのクィーンズ伊勢丹へ。いつものように荻窪警察署にある鳥小屋「ピーポーハウス」を覗く。いつもなら地べたにうずくまって寝ているはずのヒメウズラが、縦にして置かれていたブロックの上に止まって寝ていた。ウズラの体長の二倍以上はある高さ。どうやって登ったのだろう。この程度なら飛べるのだろうか。
　クィーンズでは、チルドラーメン（旭川しょうゆ）、マスカルポーネソースなど購入。レジのおねーちゃんが、誰とは特定できないのだが、AKB48の子に似ていた。というよりも、AKBにいそうな顔だった。ただしセンターではない。選抜メンバーには、ぎりぎり入れるか入れないか。そんな感じ。
　夕食は超手抜きで博多風水炊きモドキをつくった。はじめてやってみたが、意外にイケル。詳細別項。
　食事をしながら、録画しておいた「SPEC」2話分をぶっつづけで観た。ディオと承太郎の闘いを思い出した人は、ぼくだけではあるまい。全国に500万人くらいいると思う。でも、スタンドはいないからな。最終回が気になる。

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