「群像」2月号掲載。カナダから来た年間留学生は、英語もフランス語も苦手。実はブラジルからカナダへの移民だった。…が、今のところ、言語や国籍といったアイデンティティを支える部分の揺らぎのようなもの、あるいは存在の不安やコミュニケーションの不安といった要素は、まったく感じられない。小さな問題はちょこちょこと起きるが、すぐに解決できてしまう。今のところ、そんなふうに読める。
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/01/07
- メディア: 雑誌
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