他人の罪を受け入れた女と、身内の罪を許した女の対比。許すことではじまる何か。現代は決して絶望の時代ではない、ということを、ごくごく身近なことから示そうとした、のかな。メッセージはどうあれ、叔母も主人公もオークションの様子も巧みに描いてあって、とてもおもしろかったです。うん。
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/02/07
- メディア: 雑誌
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
- 作者: 原田ひ香
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/01/05
- メディア: 単行本
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (8件) を見る