白内障(だったと思う。緑内障かも。目の病気です)で手術をした金井さん、5年ぶりの新作。「新潮」に時折掲載されていた短篇をまとめたものだと思う。「新潮」で何本か読んだが、目の不自由さと格闘しながら書いた渾身の作品のように受けとめられた。ちょっと『噂の娘』に通じるような部分があったり……通読ではどうなるのか。期待。
それにしても。直訳すると「ちょろいことと、ありふれた話」って感じ? 何に対しての皮肉なんだろう。
- 作者: 金井美恵子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/01
- メディア: 単行本
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