食わず嫌いはあかん／食ったらあかん

　六時起床。身支度、動物の世話、そして雪にやられて死屍累々となったベランダのオリヅルランの片付け。手を動かしながら「学問ノススメ」というラジオ番組のポッドキャストを聞いた。詩人の和合亮一さんが震災後一年の想いと最近の活動について語っていた。身も気も脳も引き締まる。重要な言葉のひとつひとつを、しっかりと、しかし笑うことを忘れずに、つまり、今の和合さんにとっての自然体で語っていた。ただ、その表情が一変したときがあった。和合さんの肉声による朗読のときだ。あえて「肉声による」と付け足してみたが、それぐらい、ナマの声の力、説得力を感じた。和合さんの活動は、すべてが評価すべきもの。今までちょっと批判的に捉えていたのだけれど、認識が変わってしまった。作品に触れたことが一番大きいかな。食わず嫌いはあかんな。

ふるさとをあきらめない―フクシマ、25人の証言

詩の礫

詩ノ黙礼

詩の邂逅

和合亮一の作品はこちら。
　カミサンと散歩を兼ねて荻窪方面へ。荻窪駅のそばにできた「餃子の王将」、アメトーーク芸人が絶賛していたり、開店直後は行列になっていたり、となにかと話題になっていたので気になっていたのだが、初めて入ってみた。ボリュームに圧倒され、安さに圧倒され、そして店員の無駄すぎるほどの元気さに圧倒されたが、一方で店内の繁忙期のパチンコ屋にもにたガチャガチャした雰囲気に少々辟易とした。落ち着いて食べられない。

大阪王将 肉餃子 50個 (850g) 冷凍

大阪王将 炒めチャーハン 230g 5個セット 冷凍

なぜ、人は「餃子の王将」の行列に並ぶのか? (プレジデントムック)

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　太田黒公園、そして角川書店創始者で俳人である角川源義が住んでいた旧角川邸を一般開放した角川庭園・幻戯山房へ。春の息吹。

角川源義読本

　買い物を済ませ、帰宅すると、どんどんカラダがだるくなってきた。おそらく昼食が原因。化学調味料や添加物が大量に入っている食品を摂取するとこうなることがあるが、今回はかなりひどい。二時間ほどぶっ倒れていた。うーん、王将、もう行かないだろうなあ……。
　そんなこんなで読書はできず。