わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

勝新が斬る

 勝新太郎がいる。徳川家康風の殿様衣装を着ている。ちょんまげがピピンと上に立っている。はっきりいって似合わないのだが、威圧感だけはひしひしと感じられ、殿様らしさは十分に伝わる。勝新徳川家康役なんてやっていたのか、と意外に思いながら見ていると、無駄な動きのない見事な殺陣で斬りつけられた。その見ていた勝新はスクリーンにいるのではなく実際に目の前にいることにようやく気づいたところで目が覚めた。六時十五分。六時に一度目覚ましを止めているから、それからわずか十五分のあいだに見た夢、ということになる。
 晴れ。風はいくぶん強い。こちらの風は、もとい風邪は、かなり快方に向かっている実感はあるものの、咳と痰は相変わらずつづいている。体温も三十七度のままだ。ひょっとしたら、これが最近の平熱ということなのかもしれない。微熱独特のなんとなく火照るような不快感はない。
 身支度、ドウブツの世話、掃除。麦次郎、皮下輸液。
 仕事。午前中はひたすら肉のことを考えつづけ、午後からはひたすら国のことをかんがえつづけた。
 十三時三十分、パナソニック系の街のでんきやさんに来てもらい、エアコン購入の打ち合わせ。壊れてしまった書斎のエアコンを買い換えるのだが、室外機を置く場所や電源を取る場所がかなり難しいらしい。
 夕方、散歩を兼ねてOKマートへ。食材など購入。虫が多い。ツバメが空中で急ターンを何度も繰り返している。巣を作っている最中らしき二羽を見かけた。撤去されませんように、と小声でつぶやきながら通り過ぎた。
 夕食はハヤシにした。好物のひとつ。