六時四十分起床。昨日走った、いや走りすぎたので今日はランニングはお休み、と決め込んでいたのだが、真夏のきつい表情が抜けた涼やかな九月の青空を眺めていると、無性に走りたくなる。気を逸らすため、というわけではないが、午前中は掃除に精を出した。埃で軽く喉が痛む。
午後は二時間ほど爆睡してしまう。
夕方、カミサンと荻窪へ。ルミネにオープンしたメガネ屋「Zoff」や、教会通りの蜂蜜屋などをぶらぶらと。
夕食は酢豚をつくった。大量につくりすぎた。おまけにちょっと味が薄めになってしまった。量が多くなると、たちまち調味料の分量の感覚が怪しくなる。学校給食など、超大量に料理できる人は偉大だと思った。高校の先輩にフレンチのシェフがいる。独立する前はホテルで結婚披露宴や立食パーティーなどの料理を担当していたそうだ・大量に作りこむようで、味と料を両立させるという技能が求められる。才能のある人だから、難なくこなしていたのだろう。いや、それとも身につけるまでの努力や紆余曲折はあったかもしれない。
