わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

長野まゆみ「冥途あり」

 死の周辺にある記憶の欠落や詳細不明の出来事を、史実や血縁が、想像力という支えを借りながら、少しずつ埋めていく。弔いとは、故人の死を悲しむことではなく、故人の欠落を埋めることなのかもしれない。



群像 2014年 12月号 [雑誌]

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少年アリス (河出文庫)

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