わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

3X=犬

 五時三十分。目覚めた瞬間から仕事のことを考えていることに気づく。激務のまっただ中というわけではないのだが、神経がとがりはじめているようだ。まもなく訪れそうな繁忙期への期待と不安の前払い、といったところか。

 葵が朝からうるさい。

 妻は松坂屋の催事の最終日。ぼくは書斎にこもって仕事。某案件のWebページの構成をひたすら考えつづけた。

 読書は「群像」2018年2月号掲載の、いとうせいこうバカリズム升野の対談。笑いという現象の本質とは、そしてそのトリガーは何なのかを、二人の鬼才が冷静に分析し持論を展開しあっている。3X=犬。ぼくは「犬」の部分に面白さを感じ、もっと面白いワードはないかと考えてしまうが、このままではXという不確定要素はそのままで、何を当てはめても結局はおなじになってしまうのかもしれない。ここからは意外性も緊張も緩和も共感もうまれない。バカリズムは3Xの部分を広げようとするらしい。なるほど。そのほうが世界は広がる。勉強になるなあ。

 

 

群像 2018年 02 月号 [雑誌]

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都道府県の持ちかた (ポプラ文庫)

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架空OL日記 1 (小学館文庫)

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我々の恋愛

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