わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

具象と呑気さと愛情と

 今朝も五時四十分起床。昨夜のランニングの疲労が微かに残っていたが、さほど問題はない。いつもどおりに身支度。シーツを洗い、鳥かごを念入りに掃除する。

 午前中は少しだけ仕事をしてから、駅のキノクニヤまで買い出し。妻が友達とランチに行くというので、自分の分の弁当を買った。ガパオ弁当。ついでに生協にも寄り、食材をあれこれと。天気が良いので気持ちよく買い物ができる。

 午後は仕事。某案件、いただいた資料に不明点が多く着手できなかったため、別件を先に進めておくことに。一日たっぷりかかるかと思っていたが、手を動かしてみたら一時間でまとまってしまい、拍子抜け。その後は事務処理。先日、かなりやっておいたつもりだったが、まだまだたくさん残っていた。

 夕方、一時間ほどウォーキング。5kmほど歩いた。どこにも立ち寄らず、ただひたすら歩くのみ。

 昼がちょっと重かったので、夕食は軽めに済ませた。食事しながら、Eテレ日曜美術館」の再放送。「マグマを宿した彫刻家 辻晉堂」。陶土を使って窯で焼いて仕上げる「陶彫」の作家。存在は知っていたが名前と作品が一致せず、という状態だった。いやあ、おもしろい。土の雰囲気を活かして抽象的な造形をしていくというのは、当時はかなり新しかったはず。晩期の登り窯が公害問題で使えなくなり、代わりに電気釜で焼くようになってからの一連の作品もおもしろかった。具象、そして呑気さ。愛しいものへの愛情。

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泥古庵雑記―辻晋堂著作集

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