わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

人類が滅んだあとの地球のように

 今朝も五時四十分起床。晴れ。冷え込みは緩やかで朝日は明るい。友人の家の庭では梅が咲きはじめたという。春が近いとは言えないが、片鱗はある。

 午前中は掃除。そして餅で昼食。

 午後は妻と歩いて吉祥寺へ。相変わらず人が多いが、なんとなく地元の人ばかり、という印象。妻のイベント用のフェイスシールド、ぼくの高血圧対策で一滴ずつ出せる醤油差し(って、醤油ベタベタ付けたりしないんだけどね。一般成人男性より塩分摂取量は少なめだと思うので、おそらくぼくの高血圧は体質。でも、何かせねば)、コップ、吸盤付きのフック、丸い玉みたいになった洗顔用のネットなど、必要なものばかり購入。最後に成城石井に寄り、夕食用にガパオとパッタイのお弁当、そして明日用のパン、マドレーヌやらスコーンやらフランス風揚げドーナツやら。ドーナツは帰宅後すぐ食べた。うまし。ガパオとパッタイは、そんな感じの別の食べ物、というまとまり方。これはこれでうまし。

 夜、食事しながら「日曜美術館」の再放送。「雄々しき日本画〜横山操、伝統への挑戦〜」。壮絶な人生に相応しい、エネルギーのほとばしった画風。でも、その中にある種の虚無のような感覚がある。人が描かれていないからかもしれないが、彼の風景画の作品、ぼくにはどれもこれも、人類が滅んだあとの地球のように見えてしまう。横山はシベリア抑留の経験があるとのことなので、その影響もあるのだろう。

 

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