わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

保坂和志「鉄の胡蝶は記憶に夢の歳月に彫るか」(30)

「群像」2021年2月号掲載。相変わらずタイトルがうろ覚えっぽい感じに定まっていない。章タイトルは「軒下の猫の道にヒマラヤ」。猫の生物的な感覚と身近な行動、そしてヒマラヤの山と空。小ささと壮大さが対比されているのではなく、地続きになっている感じ。猫は神秘なのだが、その神秘さが日常にあるからこそ猫なのだ、と改めて感じさせる。

 

 

群像 2021年 02 月号 [雑誌]

群像 2021年 02 月号 [雑誌]

  • 発売日: 2021/01/07
  • メディア: 雑誌
 

 

 

猫がこなくなった

猫がこなくなった

  • 作者:保坂 和志
  • 発売日: 2021/01/14
  • メディア: 単行本
 
ハレルヤ

ハレルヤ

 
季節の記憶 (中公文庫)

季節の記憶 (中公文庫)

  • 作者:保坂 和志
  • 発売日: 1999/09/01
  • メディア: 文庫