五時四十分起床。空気がムラなく、全体が底上げされるように暖かい朝。どういうことか。雨上がりで湿度が上がったことが影響しているのか。スマホの天気アプリを確認すると、最高気温が23度とある。なるほど、コレか。
今朝もウグイスが機嫌よさそうに鳴いている。
外出。二週間ぶりの対面での打ち合わせだが、実は明日も予定がある。緊急事態宣言が解除された影響なのか。感染者数はわずかずつ増えているようだが、こうした実態よりも、法律や国の動きに対してどう反応しているかに企業の意識は向かいがちだ。おそらくは大半が無意識的な判断、宣言解除が及ぼす影響は間接的なものなのだろうが、いつのまにか、それが経済界の総意になってしまう。自分もその判断の一部だ。経済を回す、という大義名分。そして、マスク、手洗い、うがいの徹底。
十一時、打ち合わせ。気温はさらに上がり、得意先にたどりつくまでに汗だくになってしまった。桜と汗。不思議な感じだ。終了後はすぐに戻り、荻窪の「洋食亭ブラームス」でメンチカツのランチセットを食べてから帰宅。それからは、黙々と作業。
r.gnavi.co.jp夕方、突然体調不良を感じてダウン。だが三十分ほど寝てから夕食を摂ったらもとに戻った。エネルギー切れだったか。日中の気温上昇の影響もあったのだろう。
読書は古井由吉のエッセイ集『楽天の日々』。自然主義における小説技術の話。非常におもしろい。