わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2006-03-21から1日間の記事一覧

西荻窪・POT

喫茶店。北口の洋品店「西荻にしよ!」とパチンコ店(だったかな)の間の道(「ひごもんず」があるところ)をずっと北に向かって二分くらい歩いて、左側。西荻の顔とも言える名喫茶「どんぐり舎」の隣だからつい存在を忘れがちだが、こちらも根強いファンが…

東青梅・繭蔵

名前からすると、かつては絹糸か何かの工場だったか。大きな蔵を改装して、一階が野菜中心のレストラン、二階がギャラリーになっている。歴史を感じさせる内装は土のニオイの感じる野菜とよく合う。ランチプレート1000円。五穀米は噛めば噛むほどほんのり甘…

タリラリラーンのコニャニャチワなのだ

八時起床。春分の日。昼と夜の時間が等しくなる日、とテレビで丁寧に説明していた。彼岸の中日でもある。これを過ぎれば、寒さもほとんど感じなくなるという。が、桜の花見は春めいた陽気にうまくあたるか、寒の戻りに苦しめられるかの賭けになりがちだ。ま…

夏目漱石『虞美人草』

「青空文庫」でダウンロードしたものを、愛用のPDA、Tungsten Cで読んでいる。表示するソフトは「POOK」というものを使っている。国産のクリエでなら縦書き表示ができたのだが、ぼくの今の環境では縦書きは字間が妙に開きすぎて実用的でないのが残念だ。この…

古井由吉『辻』

「割符」読了。辻にさしかかった者が、割符を分け合う。もう半分が、自分の知らぬところへ渡る。辻で別れた片割れの割符は独り歩きし、知らぬ間に、自分が自分以外のものにさせられてしまっている。