2006-11-13から1日間の記事一覧
中期の連作短編集。裏表紙には、物語型の小説からの転換期にある小説だ、といったことが書かれていた(みたいだ)。 「無言のうちは」読了。古井自身と思われる男が、病み上がりの身で京都に一人旅に出かけるが、宿で夜中に、熱にうなされたような、しかし熱…
花子、カサブタがどんどんはがれている。かゆみに悩まされることはもうないのか、今日は比較的落ち着いていた。 麦次郎、「のだめ」を観ているぼくのあぐらの三角に、すぽりと身体をはめ込むようにしてくつろいでいた。 ぷちぷちは、「のだめ」の放送中ずっ…
今日は茨城県民の日だ。たぶん。 目覚しの音よりも、明け方の冷えた空気にまず起こされた。昨日の木枯しに身を縮めた記憶が、肌から、身体からよみがえってくる。花子は布団の足下のほうで、羽毛がくるまれたカバーの膨らみに身体ごと埋もれている。寝息は聞…