わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

くたびれたなー、と思ったら

ぼくの場合はモーツァルト。今はKeith Jarrettを聴いている。La Scalaアーティスト: Keith Jarrett出版社/メーカー: Bmg/Ecm発売日: 1997/06/03メディア: CDこの商品を含むブログ (3件) を見る

金井美恵子『噂の娘』

自分たちは親に捨てられてしまったのではないか、みなしごに、センサイコジになってしまうのではないかと不安がる弟に、正論を言ってなだめようとする姉。説明を聞いた後の弟の描写が妙に活き活きとしていて気に入ってしまった。自分の感じている淋しさを否…

褒め称えたくなるような

七時起床。今日も快晴、見事、と褒め称えたくなるような冬空。だが朝の冷え込みは厳しかったのか、西側の窓や玄関の結露はいつも以上に多く、拭いても拭いてもしつこく水滴が残った。 午前中は八丁堀のJ社で打ち合わせ。終了後、すぐに荻窪へ戻りルミネで昼…

ばっかりだった

花子、午後は寝てばっかりだった。 麦次郎、終日寝てばっかりだった。 ぷちぷち、終日騒いでばっかりだった。36g。

ジャンルもアーチストも、いろいろでした

Brian Eno(モワモワっと聴いた)→John Taylor Trio(初期のものだからとってもフツーな演奏)→バルトーク(シンバルが鳴るたびにビビクンとなった)→Art Blakey(フツーに聴けちゃう)→Bill Evans Trio(John Taylorを聴いたあとだと、Evansがいくぶん泥臭…

金井美恵子『噂の娘』

夜の闇は、子どもにとってはコワイものだ。それが、よく知らない家でとなればよけいにコワくなる。こういう描写もうまいよなあ。句読点が少なくて一文が異様に長いから読みにくいんだけれど。

マバタキの数が減る

七時起床。昨日の青空をコピーしたような空。気温はいくぶん今日の方が高いか。北風に身を縮ませることも、かじかんだ手をこすり合わせることもない。そのせいだろうか、それとも昨日もらった薬が効いているのか、風邪の症状はほとんどない。 いろんな案件、…

ニンゲンだったら7~8kgのダイエットってところかな

花子、今日も日中はワガママ全開である。ぼくが電話で取引先と話をしていると必ずジャマをする。おそらく花子には電話がどういうものなのかがわからないはず。だから、何か(受話器)をもって、ひとりでごちゃごちゃ会話しているかのように話している姿を見…

Keith Jarrett Trioのスタンダード

コレしか聴いてない。日中はほとんど書斎にいなかったからなあ。Still Liveアーティスト: Keith Jarrett出版社/メーカー: Ecm Records発売日: 2000/06/06メディア: CD クリック: 2回この商品を含むブログ (13件) を見る

金井美恵子『噂の娘』

犬臭いおばあちゃんが、かつて映画の撮影所の髪結部にいたころの思い出を語る。今で言えば、ヘアメイクの担当ということか。主人公の少女を取り巻く大人の世界が、丹念に「未知の世界」として語られてゆく。

微熱中年

三時、花子にゴハンをせがまれ目を覚ましたときは妙に頭の中がはっきりしていて、今日はこのまま身支度して仕事をはじめてもいいかな、と思いさえしたのだが、二度寝に入り、六時五十分の目覚しのアラームで目覚めたときは、このままいつまでも布団に潜って…

麦、怒る

花子はいつもどおりだったかな。ちょっとわがままが多かったかもしれない。今はツメトギ台にされてボロボロになった古いOAチェアの座面の上で、ババくさい顔でじっと寝ている。時折、昨日購入した空気清浄機兼加湿器の、水タンクが立てるゴボゴボという音に…

借りてきたCD

色々借りちゃった。John Taylorは、Duran Duranのベーシストとは別人。ヨーロピアン・ピアノ・トリオの第一人者で、敬愛するDavid Sylvianのアルバムにも参加している。John CaleはBelbet Undergroundのひと。実は、このバンドにはあまり馴染みがないんだよ…

ピーピー

祝日だが午前中は働くことにした。七時に起床し、ほぼいつものダンドリで身支度とドウブツの世話を済ませ、八時過ぎから仕事に取り掛かる。 十四時過ぎ、カミサンと散歩を兼ねて荻窪の中欧図書館へ。いくぶん霞んで見える青空に厚めの雲が強い風に素早く流さ…

金井美恵子『噂の娘』

風邪に倒れる主人公。高熱にうなされながら見た夢の世界の曖昧さと、両親から離れ知り合い(親戚?)の家に幼い弟とともに預けられていることから生まれる不安の、ぐにゃぐにゃした感覚の描写はさすが金井美恵子。

Bunkamuraザ・ミュージアム「スーパーエッシャー展 ある特異な版画家の軌跡」http://www.ntv.co.jp/escher/

とにかく、ひとが多すぎて疲れた。 作品は、初期のものは凡庸。中期から後期にかけてのだまし絵的なものは、技巧的には優れているし発想もユニークでスゲエとは確かに思うのではあるが、これは美術作品というよりも高度なデザインやイラストに近いのではない…

不思議な天気とひどい混雑

七時三十分、花子に起こされる。花子め、どうもぼくが平日は七時に起きるのがわかっているらしく、休日に寝坊を決め込んでいると、起きなくていいのか、そんなのはだめだ、としつこく迫ってくるようになった。腹時計の正確な猫だ。 ぷちぷち、今日も37g。 初…

テレビ東京「美の巨人たち」 ポール・ゴーギャン「我々はどこから来たのか 我々は何者なのか 我々はどこに行くのか」

本作、かなりの大作らしいが思わせぶりなタイトルも難解を装った題材も、実はそんなに興味はない。だが、ゴーギャンが(番組では「野蛮」と言っていたが)野生をテーマに西洋文化を痛烈に批判しようとした、その精神はおもしろいと思った。本作以後の作品の…

冬の雨

七時三十分起床。七時に起きるつもりだったが、花子に添い寝されてしまってはなかなか起き上がれない。布団の中でぼくの腹から腰にかけてのカーブに沿うようにして丸まる花子をなでていると、喉をゴロゴロと鳴らす、その振動が優しく伝わる。ますます起きる…

町田康『真実真正日記』

タイトルとは裏腹に、実は虚構の日記。ずっと探していたのだが、品切れ状態がつづいていた。真実真正日記作者: 町田康出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/11/03メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 25回この商品を含むブログ (70件) を見る

Palm T|Xにインストールした主なソフト

覚書として。日本語化関連は除く Mandal-Art for Palm:アイデア出しとPIM Addrex:アドレス管理 KsDatebook:スケジュール管理(というより行動記録) Ps Memo:膨大なメモの管理 DA Launcher daMemoPad:メモの補助 PasteDate:サブのカレンダーとして T-s…

Palm T|X

年末の慌ただしい時期に、半ば強引に時間をつくって秋葉原(笑)の「モバイルプラザ」で購入。愛用していたTungsten Cが、バッテリー交換をしたにも関わらず最近ヘタリが激しく、気付けば十分にあったはずのバッテリーが切れていたり、パワースイッチを押し…

粘着質三重奏

花子、今日もわがままが激しい。作業をしていると、横でふにゃんふにゃんと、柔らかなのに妙に耳に付く、猫にしてはちょっと粘着質な鳴き声を発しながらあちこちをうろつきまわる。どうやら、仕事するなと言っているらしい。 麦次郎も、ひとの姿が見えなくな…

偏る/偏らない

クラシックが多かったかなあ。午前中はモーツァルトとラスマニノフ(全然違うじゃん、なんて言わないで)。午後は少しだけEnoとKing Crimsonを聴いた。夜は金井美恵子を読みながらMiles Davis。 と、書き出してみるとクラシックに偏っていたわけではないこと…

金井美恵子『噂の娘』

女の子同士の、変なままごとのシーンが妙に印象に残る。お人形で遊んでいるにも関わらず、ダンナがオンナをつくって出ていってしまったとか、だから、というか女の子の人形しかないからなのだが、子どもたちがつくる家のイメージは明らかに男性排除の女系家…

仕事始め

七時起床。今日から本格的に仕事をはじめる。窓の外に広がる青空は、初日にふさわしいと受け取るべきか、天気がいいならどこか遠くへ、などと悔しがるべきか。もっとも、今の時期は天気がよくても寒いからあまり遠出はしたくない。 特にアポイントもなく、た…

花子、起きているときは甘えてばかり。 麦次郎、毛布にくるまってハロゲンヒーターに尻を向け、ずっと眠っている。触ってみたら熱かった。尻が焦げるぞ、と言っても目を覚まさない。写真は、寝返ってヒーターに背を向けている麦。 ぷちぷち、38gに。第一目標…

徐行運転

七時二十分起床。正月休みも今日で終わり。というよりも、今日は休みと仕事が入り交じったグラデーション状態のような一日にして、徐行運転しようと思った。いくぶんいつもよりは遅めの起床だが、いつもの流れで身支度し、朝一番から仕事をはじめた。ただし…

冬眠か?

花子、麦次郎は眠っている時間が長かったような。 ぷちぷち、39g。いい感じにダイエットできている。

変な顔

ピーガブ、3と4。この時期の作品がいちばん好きなのだが、「So」や「Us」に比べると荒々しく下世話で、アンチポップ。爵位をもつ高貴な家のひとだというが、根はそうでもないと思う。ただただ、自分に正直なひと。それが音楽にも(変な顔の)ジャケットにも…