「群像」六月号掲載。最後のテーマは「現在うという謎」。ぼくは未読なのだが、伊藤整の『街と村』という作品から、歴史の本質をつかみ、さらには歴史と言語の関係性に肉薄しようとする。というよりは、歴史と言語の緊密な関係、言語によって成立させられて…
五時五十五分起床。暑いわけではないのに、湿気がねばっこく体にまとわりつく。起き上がりトイレに向かうわずか数メートルという短い距離ではあるが、その湿気を引きずるような感覚で歩いた。いや、それとも引きずっていたのは自分自身の身体ということか。…
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