わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2012-02-19から1日間の記事一覧

古井由吉「紙の子」

「群像」三月号掲載のエッセイ。紙という道具に対する古井さんのスタンスや愛着から、言葉をつむぐ者としてのこだわり、そして創作のヒミツ(のごく一部)が垣間見える、不思議な掌編。群像 2012年 03月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/02/07…

「問いに満ちた「道化師の蝶」の新しい試み」円城塔/沼野充義

「群像」三月号掲載。円城塔の芥川賞受賞記念インタビュー。作家としての土台になっているはずの過去の読書体験がフツーの作家とは大きく異なっている。なるほどなあ。レム好きってのは納得。群像 2012年 03月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/…

真夜中の反哲学

身体的理由によるものなのか精神的理由によるものなのかは今ひとつはっきりしないものの、この数カ月で幾度か集中的に経験しているのだから、何らかの変化が自分に訪れているということなのだろうか。深夜に目が覚め、そのまま眠れなくなった。仕方ないので…