わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

首の恢復

 寝違え、夜中に軽くぶりかえしたが日常生活に支障が出るほどではない。朝になると痛みは引き、ほぼ普通に動けるようになった。六時起床。
 やや曇りがちの空のもと、流れはゆるやかではあるが肌に触れると鋭い冷たさを感じる風が、葉のない木の枝先を細かく揺らしている。
 仕事。午前中のうちにちょっとだけ抜け出し、念のために整骨院へ。もう少し通えと言われる。
 夕方、クイーンズ伊勢丹へ。プチトマトとイチゴを購入。交差点で老人十数名の集団が大騒ぎしているのを見かけた。タクシーを捕まえようとしているらしい。誰かひとりが順次タクシーを止めてメンバーをふりわければいいものを、各々が勝手にタクシーを止めようとしているので大混乱になっていた。
 

大江健三郎『水死』

 第八章「大黄」。古義人の小説(ということは、大江さんの小説ということにもなるのだが)に登場した人物であり、水死した古義人の父と親交のあった(と描かれているからといって実在の人物とは限らない。そもそも大江さんのお父様はおそらく水死していない)大黄との出会い。そしてぎくしゃくしたままのアカリとの関係…。

水死 (100周年書き下ろし)

水死 (100周年書き下ろし)


大江健三郎の作品はこちら。

痔を治せ! 塗ったくり編

 昨日から、風呂上がりに脱衣所で肛門に馬油を塗ったくっている。スクワラン同様、かなり効くらしいのだが…。塗っているのは「ソンバーユ」という商品。たしか、義母がどこぞの物産展で買ってヒジョーによかったと娘であるカミサンに教えてくれたんじゃなかったかなあ。果たして効果はいかに。随時レポートします。

ソンバーユ 無香料 70ml

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谷川俊太郎・加藤俊朗『呼吸の本』

 日本を代表する詩人と「加藤メソッド」で有名な(ぼくはよく知らないのだけれど)ヘルスケア・トレーナーの共著。谷川さん、この方から呼吸法を教わっているのかな?
 呼吸と言えば、斎藤孝の『呼吸入門』が名著だと思うが、これはどうだろう。毎朝、斎藤式の呼吸法をするのが日課になっているワタクシとしては、ヒジョーに気になります。

呼吸の本

呼吸の本

呼吸入門 (角川文庫)

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加藤俊朗の作品はこちら
谷川俊太郎の作品はこちら。近作でおすすめは『シャガールと木の葉』

まど・みちお『のぼりくだりの…』『逃げの一手』

 童謡「ぞうさん」など、数々の名作を残しているまどみちおだが、昨年100歳になった。年末だったか、偶然テレビでまどさんのドキュメンタリー番組を観たのだが、もうよぼよぼで、書く字もへなへな、入院したり施設で暮らしたり、奥様は痴呆だったかほかの疾患だったかは忘れたが大変な状況にある様子を、冷静にレポートしていたのが印象的だった。ニンゲン、生きている限り言葉と向き合いつづけることになる。どんなに自身の環境が変わろうと、そして言葉自体が変質しようと、言葉を通じて世界を知り、言葉を通じて世界と関わるのだ。まどさんが綴る平易で飾り気のない言葉たちもまた、ささやかではあるかもしれないが、世界と関係を構築するための重要なツールなのだ。番組を観ながらそんなことを考えていたのだが、本作でそれを確認できるのかどうか。非常に気になる。

のぼりくだりの…

のぼりくだりの…

100歳詩集 逃げの一手

100歳詩集 逃げの一手

ママだいすき

ママだいすき

まど・みちおの作品はこちら

「ほじりすぎると鼻の穴って広がる?」

 仕事の調べ物をしていたら偶然発見。相談者はかなり本気。ほじりすぎると、どうやらホントにびろーんと広がってしまうらしい。ニンゲンの適応力のスゴさを感じた。
http://questionbox.jp.msn.com/kotaeru.php3?q=841850