わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

らくだ

 六時三十分、蒲団と身体がドロドロに溶けてまじったような感覚で、起きたくとも起きれず。七時、花子に騒がれ、噛まれ、なんとか起床。八時より仕事をはじめるが、気づけばうとうととアタマが揺れている。
 十三時、某住宅メーカーでWebサイトのプレゼン。ひさしぶりに自分でプレゼンした。終了後、新宿の「紀伊国屋書店」で仕事の資料をどっさり購入。
 帰宅後、どうしても疲れが拭えず、おそらくは肩こりが原因だろう、頭痛までしはじめたので、「らくだ鍼灸治療院 」 http://goocompany.co.jp/rakuda/へ。かなり背骨がゆがんでいたらしい。しばらく予定が合わず、カイロプラクティックに行けなかったのが原因か。いや、ゆがまぬ生活を心がければいいだけの話なのだが。ここの鍼灸治療は即効性が高いので気に入っている。
 
 泰淳「海肌の匂い」読了。町から嫁いできた女と、狂女の対比。漁民たちにとってはどちらも異形の者であることに違いはない。受け容れるか、突き放すか。異形の者と対峙する漁民たちは、「共産村」と呼ばれるほどに統制がとれ、分業と協業が理想的な形でおこなわれている人々だ。「共産」もまた、異形の者を排除するのだろうか。この作品が書かれたのは昭和二十年代。現代、皮肉にも歴史は共産主義を「異形の者」として排除しようとしている。