わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

飼い主失格

 八時に起きようとしたが、起きられなくなった。花子が蒲団に潜り込んできたからだ。猫優先の生活をつづけていると、主体性がなくなってしまいそうでコワイ。なんでもまずお猫様にお伺いを立ててから。そうなったら、飼い主の資格はないだろう。ペットという言葉は好きではないからあえて飼育している「ドウブツ」というが、飼育しているドウブツとニンゲンは、生物としては無論対等。そしてニンゲンはドウブツの生命に責任をもつという「義務」を負っている。ドウブツは、ニンゲンに対しどんな責任も義務も背負っていない。だから、ニンゲンはドウブツをリードすべきなのだ。その生をつねに牽引すべきなのだ。ニンゲンがドウブツに振り回されてはいけない。それは責任と義務の放棄を意味する。……ということは、花子のために睡眠時間を伸ばした、すなわち花子に予定を狂わされた今朝のぼくは、飼い主失格ということか。いや、そんなことはない。寝るのが仕事の猫たちから眠る自由を奪う権利は、ぼくらニンゲンにはないはずなのだから。
 掃除を済ませてから仕事。某IT企業パンフレット、某広告賞応募作品など。今日はカミサンの猫仲間の新年会があるのだが、酒が入ったら週末の仕事が全部パーになる。飲まなきゃイイのだが、それほど精神力は強くない。それ以前に、時間が少々足りない。というわけで、今回は欠席した。
 夕方、資料探しを兼ねてチラリ吉祥寺へ。猫缶など購入。「リンデ」でお茶。
 夕食は吉祥寺名物「肉のサトウ」のメンチカツ。
 ドラマ「喰いタン」を観る。不覚にも、夢中になってしまった。毎週観ちゃいそうだなあ。