2006-04-17 山本昌代『緑色の濁ったお茶あるいは幸福の散歩道』 読書日記 鱈子さんの家族に突如襲いかかった、父の癌手術という出来事。 核家族。家族それぞれはばらばらだが、よくわからない求心力のようなものがある。それが、強まったり弱まったりする。作者はその強弱を書こうとしているのだろうか。